人間の赤ちゃんと同じく、子猫が鳴くのは当たり前です。
…が、日々の暮らしの中で限度はあるもので…あまりに鳴かれるとストレスや悩みの種にもなることもあります。
かく言う私、飼い猫が小さい頃は昼夜問わず頻繁に鳴かれることが悩みのひとつでした。
猫の親子なんかであれば、成長に合わせてそのうち親猫が鳴かないよう教育するとも聞きますが、赤ちゃんの頃から人間とだけ暮らしている猫はどうなのでしょうか?自然と鳴かなくなるのでしょうか?
今回は「子猫がよく鳴く問題、うちではこんな風に解決した」というお話です。
もくじ
よく鳴く猫、鳴かない猫
わが家の子猫は、うちにやってきた数日の様子を見て、猫初心者の私でもすぐに分かりました。
「こいつはよく鳴くタイプ…!」と。
初日の緊張が解けた後は、とにかく何かとずっとニャーニャー鳴いていました。
子猫は鳴くもの、そしてよく鳴くか鳴かないタイプかは、猫の個性。子猫のうちから、もう多少個性が出ています。うちの猫は本当によく鳴く子でした。
猫が鳴く一般的な理由
猫が鳴く理由は、基本的に要求・意思を伝える・挨拶等の理由があります。
子猫の場合は、空腹、構って欲しい、甘えたい、体の不調…様々なニーズを訴えるため鳴いてお知らせしてくれているわけです。
「無駄鳴き」という言葉もありますが、猫が無駄に鳴くにもその理由があるはず、と私は思います。
子猫が鳴く問題を解決する方法は
親猫か親代わりになる大人の猫がいれば、きっと成長と共に子猫を教育してくれることでしょう。
でも、人間がこの子猫鳴く問題に対処するにはどんな解決方法があるのでしょうか。
方法1:そもそものニーズを満たしてあげる
猫は犬ほどは人の言うことを聞きませんし、小さければ尚更です。
子猫が鳴いていて、こちらが鳴かないで欲しいなと思う時、まず最初にするのはその鳴いて訴えている要求をしっかりと満たしてあげること、それが基本です。
ただ、こちらには分からない理由だったり、応えきれない要求で鳴き続けるかもしれません。その場合は次へ。
方法2:無視する
鳴く度に対応したり構ったりしていると、猫は鳴けば要求が満たされることを学びます。
うるさく鳴いても良いことは無い、と理解してもらうために過剰なニャーニャーは無視するのがひとつの良い方法です。
中途半端にしてもあまり意味がないので、もうここは無視すると決めたら完全に無視します。
注意点としては、必要な要求まで完全無視してしまうとそれはそれでまた猫のストレスになるので、必要な場面で要所要所、が大切です。
わが家での努力、そして分かったひとつの事
飼い猫が小さい頃、猫はいつも私に向かってニャーニャー鳴いていました。
可愛い我が猫ですが、あまりに毎日頻繁に鳴いており、私はどうしてあげたら良いのか分からずストレスを感じていました。
うちの子猫はなぜ鳴いているのか
最初は、何か不満があるのかもしれない!と生活環境を見直しました。
ごはん、トイレ、猫用ベッドなど猫の居場所をチェック。問題なし。
運動が足りないのか?と、上下運動ができるよう天井までの木登りポールを購入。また退屈しないように家具の配置を直して窓の外を眺められる様にしました。
室温・湿度管理もばっちり。
それでも猫…鳴いてました。
無視作戦にも失敗した私の心はこうです→我が猫よ…私はもうキミがなぜ鳴くのかわからない…私は疲れたよ…
ある日、ピーン!と閃く
猫がうちに来てから数か月は、ヒマさえあれば猫が鳴く問題をスマホで調べる日々でした。
でも、ある夜のこと。子猫がいつもの様に私の側にチョコンと座り、まっすぐな眼差しで「ニャー」と私に鳴きかけた時、私はなぜだかついに分かりました。ピーンと閃きました。
あっ、そうか。君ずっと「遊ぼう」って言ってたのか…!と。
急に答えが降りてきてそれはもはや確信でした。でも、後から考えてみれば当たり前ですね。
遊びたい盛りの子猫。おもちゃがあって木登りできても、部屋に今ある猫にとって一番面白そうなもの、それは私という生き物ですから。
それに気づく前は、私は日に10~20分程度、時間を決めて遊んであげたらそれでOKな気分になっていました。でも子猫は私ともっと遊びたかったのです。
さいごに
しっかり遊び相手になってあげることを意識する様になり、子猫の過剰なニャーは随分と減りました。
悩んでいた鳴き声の理由が「遊ぼう」コールだったとは…可愛すぎる要求に震えました。
私はずいぶんと鈍感なヤツでした。
大きくなった今も、よく鳴くタイプに変わりはありませんが、もう悩むほどの鳴きは全くありません。
鳴いている時の猫の感情がほぼ理解できるようにもなりましたし、それに猫の方もいくつか私の言葉を分かってきているようで(「ごはん」とか「コラッ」とかそんなんですが)、コミュニケーション取れてる感じがとても楽しいです。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。それでは、また。
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