外国人向け記者会見でピコ太郎ふなっしーの通訳を務め、その高い通訳技術と機転の利いた表現力で絶賛を受けている通訳者・橋本美穂さん。

 

通常、通訳者といえば黒子の様な役割の職業であり、そこにスポットライトが当てられることはあまり無い。一般に知名度のある稀有な人物と言えば、翻訳家で通訳の戸田奈津子さんくらいだろうか。そして橋本美穂さんも、戸田さんに続きプロ通訳者として単体でメディア露出のある、数少ない通訳者の一人である。

 

本記事では、注目の集まる旬な通訳者・橋本美穂さんとはどんな人なのか?経歴や通訳時のエピソード、性格など、調べたことをシェアしたいと思う。

 

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■通訳者になるまでの経歴

 

 

[プロフィール]

・1975年生まれ

・慶應義塾大学総合政策学部卒業

 

橋本美穂さんは、米国テキサス州ヒューストンで生まれる。

幼児期は東京で育ち、小学生の頃の5年間をサンフランシスコで生活。その後、兵庫県神戸市に転居。

 

慶應義塾大学卒業後は、大手メーカー・キヤノン株式会社にて9年間勤務。外国企業との共同プロジェクトの管理者を任されるなど、職場での使用言語は日本語と英語を常に使う環境にあった。

 

通訳者に転身するきっかけは、英語が堪能であった橋本美穂さんが、在職中に上司から会議にて「通訳」を頼まれたことに端を発する。会議では、言葉を理解しているものの、通訳としてはなかなか言葉が出ず、うまくいかなかった。

 

その経験にショックを受け、なぜできないのか疑問を持った彼女は、そのまま在職中に通訳者養成スクール「サイマル・アカデミー」夜間コースで通訳技術を学び、32歳で転職。通訳者としてのキャリアをスタートさせる。

 

当初は企業で通訳を務め、現在はフリーランスである。

 

■前向きで努力家。明るい性格エピソード

 

通訳者となった後は、”伝える技術”を高めるため、アナウンススクールで発声法や滑舌、イントネーションを学び、幼少時神戸に居住していた時代には”関西弁”も習得したという橋本美穂さん。

 

橋本さんはご自身を”ガリ勉”と評しており、確かに彼女が大変な努力家であることは、技術の高いプロ通訳として活躍する今のキャリアだけを見てもよく分かる。

 

そして、橋本さんは外見のイメージどおり大変明るい性格の持ち主の様で、2008年に「ひみつのアラシちゃん」に出演し、嵐・松本潤さんの出演するドラマ「花より団子」の同時通訳を披露した際、セリフを感情たっぷりに英訳し、叫び声まで

 

「Aaaargh!!」

 

と叫ぶなど、普段の冷静沈着な通訳者のイメージらしからぬサービス精神で、出演者たちから「それは訳さなくても分かるから!」と突っ込まれ笑いを誘っていた。

 

■外国人向け記者会見でのファインプレー?

 

その時々で旬な人物を招く外国人記者クラブの会見で、橋本さんの機転の利いた通訳が評判を呼んでいる様である。

 

  • ふなっしーが登壇した際には、英訳も語尾に「ナッシー(”nassy”(?英語表記が分からないが…)」をつけて通訳。
  • また、ピコ太郎の会見時は、事態の感想を聞かれたピコ太郎が「(こんなことになるとは)驚き桃の木、20世紀でございます。」と発言した際、ニュアンスを正確に訳そうと「I’m so supprised like a peach tree!」と通訳。

 

ギャグとしてはスベっていたものの(それは当然橋本さんのせいではない笑)、その後もピコ太郎の外国語訳するには少々厳しい日本語ダジャレなどのギャグをなるべく伝えようと健闘していた。

 

普通の通訳者であれば、このような文脈の上で取り立てて重要ではない、かつ表現の難しい言語依存のギャグ等は割愛して然るべきところかと思うのだが、橋本美穂さんのすごいところは、そのニュアンスの表現も無視せず果敢にチャレンジするところ。

 

通訳をする人物のキャラクターや世界観を失わせず、かつ英語圏の人々にも理解できるような同時通訳をする。橋本美穂さんのただならぬプロ意識と真面目さを感じる場面である。

 

■まとめ

 

橋本さんのご自宅のリビングには、”タコ焼きの写真”が飾ってあるらしい。

非常に聡明で努力家、真面目で明るいプロ通訳者は、ちょっと変わっていて面白そうな人物の様である。

 

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